錬金術とは?

 錬金術に起源については諸説ありますが、ギリシャの自然哲学とシュメール人、バビロニア人から継承したエジプトの化学技術、金属合金等の技術、この二つが融合したものであると言われています。

 18世紀には、歴史の表舞台から姿を消していったとされる錬金術ですが、20世紀に入ってから、心理学者ユングによって再び取り上げられることになりました。ユングは、ユング心理学で集合的無意識と呼ぶものと物理学で物質と呼ぶものの両者が錬金術ではいつも一つであると説き、そのプロセスを解き明かしました。

 

 簡単に表現すると、要するに『錬金術』とは『モヤモヤとした心の状態を光り輝く可能性に変えるもの』『心の土台づくり』です。錬金術により、人の心の変容、癒し、回復が促され、本来持っている力を統合していくことでより力を発揮しやすくなります。このセッションでは傾聴をメインに錬金術を行います。

コーチングや学びのための土台作り

 錬金術はこころの土台作りです。実は、この土台(器とも言います)がコーチングにも学びにおいても要です。

 建物を建てる時も、基礎工事が必要です。ここを丁寧に行うことで、コーチングセッションや学びの質を格段に上げることができます。

 人は見たいものしか見ておらず、聞きたいことしか聞けないと言われています。この現象が何故起こるのかご存じでしょうか。この現象が起こり続ける限り、人は死角を広げることが出来ず、人生が拡大することは望めません。

 この現象が起こる理由は潜在的な『恐れ』と『不安』です。

 

 一体、自分が何に『恐れ』や『不安』を抱えているのか、意外と自分では気が付けないものです。

 このセッションを受けることで『気付きの器』を形成することが出来、これまで見えなかった死角領域に気付いていけるようになります。死角領域が少なくなると、ゆるぎない自分というものを確立することに繋がっていきます。

 

傾聴によりモヤモヤをリソースに変える

錬金術のセッションでは本質的変容に必要な要件を導き出したユングとその弟子のビオンが導き出したプロセスをなぞることで変容をサポートします。錬金術が成立するための特別な傾聴スキルを使います。

本質的な変容には『心の器』が必要不可欠

人も蝶と同じように孵化装置としての器が必要であることがユングらにより解き明かされました。蝶でいうと、さなぎという『器』が必要なのです。サナギの中で青虫は死に再生され、最終的に蝶になりますが、人も同じなのです。

人は簡単に変われると信じられてきましたが、深いところでの変容は『器』を作るという大切な工程があり、しばしば見落とされているという現状があります。

本質的へ変容とは・・・蝶の成長プロセスのように、けっして前段階に戻れない変容、全く違うものに生まれ変わるような変容を指します。

この器を心の中に形成するのが錬金術

 心の中に『器』が形成されていない場合、どんなことが起こるのでしょうか。

人生の中では、様々なことが起こります。嬉しいこともあれば、辛いこともありますね。『器』が形成されていない場合、『行動化』ということが起こります。

 つまり、イライラしたら『八つ当たり』『やけ食い』『やけ酒』『衝動買い』『自虐的なレベルで働く』など、イライラを行動に変えて発散してしまうのです。

 それが悪いわけではありませんが、そうすることで自分のリソース(エネルギー・信頼など)を消費してしまっている可能性があります。無意識のうちにリソースを消費しすぎると、気が付いた時にはリソースの破産状態になっていることもあります。

行動化いろいろ

心の器のつくりかた

 心の中に『器』は、私たちが物心つく前に、まずは養育者によって形成されます。自分と養育者との間に安心安全な関係性がしっかりと構築されていたならば、強固な『器』が形成されていたことでしょう。

 

 しかし、その『器』がうまく形成されていないケースも少なくありません。少なくとも私自身は、うまく形成されなかったケースです。『行動化』も、散々やってきて、リソースが食いつぶされてしまう体験も何度も経験しています。

 

 『器』の形成に年齢制限はありません。

 私自身、様々なセッションを受ける中で奇跡的に器が形成され、大きな変容が起こりました。揺らぎない『自分』と深いところから湧き出てくるような『エネルギー』が、常に在る感じです。

 

 心の器をつくるにあたって、最も効果的なのは『聞いてもらうこと』です。

 しかし、ここで問題になってくるのは、『人は話を聞いているようで聞いていない』ということです。話の80%は聞いていないというデータもあります。さらに、錬金術が成立する要件の中には、いくつものポイントがあり、それを全て満たす聞き方が出来る人は、残念ながらほとんどいません。

 カウンセリングやコーチングでも、器をつくる聞き方を部分的には行っていると思いますが、このセッションでは錬金術に特化した聞き方を行います。

モヤモヤ

自業自得な部分

葛藤

イライラ

心の器は、圧力鍋のようなイメージです

錬金術に必要な材料はモヤモヤと圧力鍋!

 心の中に『器』がしっかりと形成されると、イライラしたり、モヤモヤした時に衝動的に『行動化』することがかなり少なくなります。

 

 モヤモヤが発生したら、自分自身で圧力鍋に入れてコトコト煮込むことが出来るようになるのです。『行動化』でリソースが漏れ出すのを防ぐばかりか、モヤモヤを新たな力に変えていくことが出来るので、とてもエコです。ちなみに『行動化』をしすぎると変容しづらくなります。

 

 自分の内側に『安全基地』が内包されるわけです。

 心の中に『器』が完成したら、モヤモヤ葛藤をリソースに変え続けていける仕組みの完成です。

 安心安全の基地である『器』が形成されていないと、依存的になる傾向があります。依存というのは自分の内側が分離している状態なので、心地の悪い不安と共に生き続ける可能性があります。

 圧力鍋は精神の発達により10段階ほど段階があると言われています。

モヤモヤしたら、

お宝が来た!!という

感じになるんですよ

モヤモヤの構成要素

未分化
未文節
未構成
葛藤
理想
現実

​ モヤモヤの構成要素は上記の4つです。いずれも、言語化が出来ていない状態なため、思考することすらできず、ひたすらモヤモヤしますつまり、何に葛藤しているか分からない、気が付いていないので、そもそも《考える》ことが出来ないというわけです。

この状態になると、考えているつもりなだけになってしまい。多くの場合、自己犠牲的な行動に走りがちです。

セッションで行うこと

​ モヤモヤの構成要素である未分化、未文節、未構成、葛藤している事柄に対し、言語を当てはめていくアプローチを行います。

基本的にクライアントさんメインでお話をしていただく形で、私の方からはアドバイスやティーチングなどは一切行いません。また、コーチングも同様に行いません。

 錬金術的傾聴をすると、クライアントさんの内側で自然に器が形成され、様々な気づきと変容が生まれますので、リラックスして沢山お話ください。

セッションの流れ

コーチングと同様に初めて錬金術を体験される方は隔週で3ヵ月(6回)を受けていただくことをオススメしています。器をつくるためにはまずは継続的に受けていただくことが大切です。3ヵ月以降は相談して頻度を決めていくか、クライアントさんのタイミングで単発セッションに切り替えていきます。

体験セッション

60分(8,000円)

3ヵ月セッション

隔週

60分×6回(99,000円)

1回あたり16,500円

継続セッション

頻度と回数は相談

60分1回(16,500円)

単発セッション

3ヵ月終了した方

60分1回(16,500円)

セッション方法

基本的に音声通話のみで行います。

毎回同じ条件でセッションを実施したいという意図から、ビデオ通話よりも通信が安定している音声通話で行わせていただきます。毎回同じ条件で継続すると理由から対面も行っておりません。対面はワークショップやリトリートのみとさせていただいおります。

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